中野香織『スーツの神話』について
はいこんにちは、目利き耳利きの「た」です。ご無沙汰!
今日は中野香織『スーツの神話』についてです。

僕は最近服飾の中でもスーツやネクタイなどビジネス系のものに興味を持っている。いわゆる堅い格好。というのも最近、お髭を伸ばして髪もベリーショートをやめたらカジュアルな服が着づらくなりましてね。帽子だとかはとんとかぶってない。まぁ本当に洒落ている人は髪だ髭だなんて些末なものには全く影響を受けずに服を着るんでしょうが僕はそうではないので仕方がない。
さて『スーツの神話』に戻ります。
この本はスーツの起源は17世紀に端を発しているとし、チャールズ2世の衣服革命から現代までのスーツの変遷を追いかけている。途中、「ダンディ」、「ジェントルマン」などスーツの歴史に欠かせないキーワードを織り交ぜつつ、軽快なリズムで歴史を語る。
歴史本を読んでいるという肩が凝りそうな難しい書き方ではないため非常に読みやすい。
そこかしこに今のスーツの作法のもととなっている事柄が書かれていたりするのも雑学的で興味がわく。たとえば袖。現代のスーツの着方としてスーツの袖から1〜2cmシャツの袖を出すのがきちんとしているとされているが、それはスーツの祖先となっている服の時代の名残とのこと。袖口から綺麗な刺繍が沢山施されたシャツをふわりと出していたことが今の着方に息づいているんだって。
まぁこんな本、よほど服に興味があるけったいな人間しか読まないと思うけど多分服にそんなに興味が無い人間が読んでもある程度は楽しめるくらい語り口が軽妙。その分「ダンディ」や「ジェントルマン」、その他の意識だとか主義だとかに関しては少し弱いかなと感じる。一応書いてはあるんだが軽い。こういった点を知りたいという人にはあまり向いていないかもしれないけれども普通の人にオススメできる良本です。
この作者は日経新聞に『モードの方程式』というコラムも書いており、それを一冊の本としてまとめたものもあるので今度読もうと思う。
さて評価★★★★(星4/5)。軽いのが売りでよかったけど、もう少し、ほんのちょっとだけ厚く、熱く書いて欲しかった。でもこれは人におすすめできる。
今日は中野香織『スーツの神話』についてです。

僕は最近服飾の中でもスーツやネクタイなどビジネス系のものに興味を持っている。いわゆる堅い格好。というのも最近、お髭を伸ばして髪もベリーショートをやめたらカジュアルな服が着づらくなりましてね。帽子だとかはとんとかぶってない。まぁ本当に洒落ている人は髪だ髭だなんて些末なものには全く影響を受けずに服を着るんでしょうが僕はそうではないので仕方がない。
さて『スーツの神話』に戻ります。
この本はスーツの起源は17世紀に端を発しているとし、チャールズ2世の衣服革命から現代までのスーツの変遷を追いかけている。途中、「ダンディ」、「ジェントルマン」などスーツの歴史に欠かせないキーワードを織り交ぜつつ、軽快なリズムで歴史を語る。
歴史本を読んでいるという肩が凝りそうな難しい書き方ではないため非常に読みやすい。
そこかしこに今のスーツの作法のもととなっている事柄が書かれていたりするのも雑学的で興味がわく。たとえば袖。現代のスーツの着方としてスーツの袖から1〜2cmシャツの袖を出すのがきちんとしているとされているが、それはスーツの祖先となっている服の時代の名残とのこと。袖口から綺麗な刺繍が沢山施されたシャツをふわりと出していたことが今の着方に息づいているんだって。
まぁこんな本、よほど服に興味があるけったいな人間しか読まないと思うけど多分服にそんなに興味が無い人間が読んでもある程度は楽しめるくらい語り口が軽妙。その分「ダンディ」や「ジェントルマン」、その他の意識だとか主義だとかに関しては少し弱いかなと感じる。一応書いてはあるんだが軽い。こういった点を知りたいという人にはあまり向いていないかもしれないけれども普通の人にオススメできる良本です。
この作者は日経新聞に『モードの方程式』というコラムも書いており、それを一冊の本としてまとめたものもあるので今度読もうと思う。
さて評価★★★★(星4/5)。軽いのが売りでよかったけど、もう少し、ほんのちょっとだけ厚く、熱く書いて欲しかった。でもこれは人におすすめできる。
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中野香織『スーツの神話』について今日は中野香織『スーツの神話』についてです。 sutusinwa.jpg 僕は最近服飾の中でもスーツやネクタイなどビジネス系のものに興味を持っている。いわゆる堅い格好。というのも最近、お髭を伸ば

